声無き相棒 反省点について
・無駄に凝りすぎた表現
πラジアン、重力加速度など、読者層を考えると読みのテンポが崩れる可能性あり。

・視点についての一貫性
一箇所だけ、神視点で少年の心理を描写してしまっています。
一貫性が無いという点で、作品の美しさに影響あり

・展開の乱暴さ
声無き相棒がキレる辺りの展開が少々乱暴。
推敲前と推敲後の手術跡が見え隠れするので、精進のこと。

・特等席
あんまり、この設定を活かせなかったところが心残り。

・バトル
書いてて熱くなっちゃうっていうのは、やっぱり程々にしておいたほうが良いみたいです。
ここだけ妙に力が入っていて、浮いて見えるかもしれない。

・描写の不足
燐さん、るりさんのご指摘にもあったとおり。
人物の心情に囚われすぎて、失念していました。

あとがき
下書き段階を除くと、5日間という短い間で完結しましたが、いかがでしたか?
「小説」らしい雰囲気と、ついでに僕のこだわりも感じていただけたのなら、それは凄く喜ばしいことです。
あるひとつのこだわりが作品を通して(一箇所を除き)貫かれています。
その正体は敢えて明かしません。考える楽しみ、としてください。

完結するにあたって、僕が伝えたいことは以下のとおりです。
・何かを伝える、ということ
誰かに何かを伝える。少年の言うとおり、声が出たって難しいことなんです。
「小説」も然り。自分の頭の中に存在する世界を、少しでも読者の方に伝える努力を惜しみたくないですね。

・完結することの大切さ
やたらと長編が流行し、完結されないままロックされる作品が蔓延するこの世界で、少しでも完結の大事さを感じてほしかったのです。

短くても良いから、完結する作品を書いてみませんか?


それでは、この辺で。

※声無き相棒は完結しました。
修正の予定は、誤字脱字等が無い限りありません。
長らく拙作にお付き合いいただき、ありがとうございました。 


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